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Fluctuating Being – 在るということ いまとこれから

Speaker: Yukako Tanaka
Date: 2024年1月16日, 19:00 JST
Location:

自身のプラクティスの中で、初期の頃から「在るということ」とはというテーマを念頭に制作・リサーチを行い、その中で人類の進化についても考えてきました。パンデミック以降、更に物理的体験と仮想体験における境界のゆらぎが加速している現在、私たちは自身の実存をどのように理解し解釈できるのでしょうか。 このトークでは、これまでのプラクティスの中から、主に人類の進化(ゲノム編集を含む)やポストヒューマニズムについて扱ってきた作品を取り上げながら「在るということ」について考えます。

About Yukako Tanaka

彼女のプラクティスの特徴は、科学・美術・哲学の融合であり、天体物理学、神経科学、生物学の学者の方々と学際横断的な協働を行ってきました。作品のテーマとしては「在るということ」について考え、その中で、存在と不在や時間、記憶、人類の進化などについて扱ってきました。

2021年にRoyal College of Art, MA/Contemporary Art Practice, Public Sphereを卒業、一年次に Princess of Wales Award 2018/19 (RCA/Contemporary Art Practice)を受賞。現在はUniversity of the Arts LondonでPGCert/教員免許プログラムに従事、Associate LecturerとしてCentral Saint Martins, Performance Design & Practiceに配属されています。 また2023年11月〜2025年まで、King’s College London, Nanotechnology departmentとの協働プログラム ”Transcending the Invisible”に参加しています。

2022年には、Bloomberg New Contemporaries 2022に選出、Aesthetica Art Prize 2022では新人賞にあたるEmerging Artists Prizeを受賞、またCIRCA X Dazed Class of 2022のファイナリストにも選ばれました。そして2022年1-3月には、ロンドンにある大和日英基金ギャラリーにて、個展「Fluctuating Fluctuations: now=then here=elsewhere」を開催。 2020 年には、ジュネーブの CERN で開催された約二ヶ月に及ぶHackathon "#SciCommHack" にEthereal Antimatter Challenge のメンバーとして参加しました。

近年のグループ展:Bloomberg New Contemporaries 2022, Hull/London (2022); Aesthetica Art Prize 2022, York (2022); YOBITSUGI: Beyond Repair, White Conduit Gallery, London (2022); London Grads Now. 21, Saatchi Gallery, London (2021); Sound and Vision, Royal Academy of Music, London (2020); Late Light 2019, King’s College, London (2019); and SICF20, Spiral Hall, Tokyo (2019) etc.