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苔テラリウム:バイオスフィアへのポータル

Speaker: ニリット・ビニャミニ・ベン=メイル
Date: 2025年10月18日, 14:00 JST
Location: BioClub Tokyo

苔を通して、生物へのケアの意識を育むテクノロジーの可能性を探索する

このワークショップでは、苔の世界を探求し、苔をインタラクティブなアーティファクトや体験に組み込むことで、生態系への気づきやバイオスフィアとのつながりを深める可能性を探ります。苔は非常にレジリエントな植物で、環境変化に適応する独特の能力を持っています。顕微鏡やセンサー、映像・音響デザインを通して、苔の反応を人間の感覚で知覚できるように拡張します。そして、それを日常生活にどう取り入れられるかを参加者同士で想像・スケッチ・議論し、ケアのコミュニティを築いていきます。

自然と人をつなぐテクノロジーを研究する国際チームによるワークショップを日本開催

本ワークショップを主催するのは、ニリット・ビニャミニ・ベン=メイルさんがリードする、クイーンメアリー・ロンドン大学/東京大学合同の研究チームによって開催されます。生物と人を仲介するテクノロジーや、人が人以外の生物へのケアの意識を醸成するフレームワークを研究しています。

今回のワークショップのメインテーマは「人間とコンピューター、または人間と植物とのインタラクションは、どのようにして生態学的な意識を高め、生物圏とのつながりを深めることができるか?」。これまでも実施されてきたワークショップを日本で開催することになりました。

当日は、苔と触れ合うテクノロジーを体験したあと、コケのテラリウムを作ってマッピングしたり、ワークシートなどを用いて実施されます。植物やテクノロジーに詳しくない方でも安心してご参加ください。

予約

このリンクでご予約ください.

こんな方におすすめ

  • 植物や生態系、エコロジカルケア、増幅技術、コミュニケーションデザインに関心のある方
  • 以下の分野の方:学術研究者、教育者、生態学者、デザイナー、人類学者、建築家、植物や他の生物を扱う人、バイオデザイン、スロー/アンビエントテクノロジー、情報技術

ご注意

  • 本イベントは英語と日本語による逐次通訳で開催します。
  • 本テーマに関わる経験は問いません、どなたでもお越しください。
  • 申込多数の場合、抽選となる可能性がございます。ご了承ください。
  • 参加者の皆さんの写真やプログラムの内容は後日loftwork.com/FabCafe Kyotoのウェブサイトに掲載する場合があります
  • プログラムは、予告なく変更される場合があります。

講師

ニリット・ビニャミニ・ベン=メイル

クイーン・メアリー大学ロンドン校(QMUL)のiGGi(Intelligent Games, Game Intelligence)にて博士課程在籍中。人間を超えた相互作用(More-Than-Human Interactions)を探求している。ニリットの研究は、生きた植物をデジタルインタラクションに統合することが、日常生活における植物ケアの文化形成と人々の生態系管理への関与にどのような影響を与えるかに焦点を当てている。ニリットはIED RCAの講師を務め、GBSF助成金(2025年)およびDIS25最優秀論文賞を受賞。パフォーマンス性のあるインスタレーション作品はロンドンの各ギャラリーで展示され、YouFabグローバルクリエイティブアワード(2021年)ではファイナリストに選出された。

岡 碧幸

彼女の実践は、場所、時間、知識、身体の関係を探求し、情報の変容と再構成のプロセスを通じて表現される。WIRED Creative Hack Award(2021)とSTRP Award for Creative Technology(2020)を受賞。彼女の作品は、横断的なプラットフォームで展示され、2024年のTheater der Weltや2022年のローマ植物園プログラムなどで紹介された。

ハオラン・ホン

研究領域はインタラクション技術、特に動物とコンピュータの相互作用(ACI)。IoTとデジタルアーツを統合した研究により、人間社会と自然環境のつながりを構築することを目指す。東京大学フェローシップを受賞。学際的研究を継続的に推進し、動物中心設計(2024年)、人間工学(2025年・2023年)、仮想現実(2021年)の分野で研究成果を発表。環境保護意識の啓発と文化遺産保護を推進するため、中国・厦門の鼓浪嶼(2021年)、三道画廊(2021年)、嘉禾画廊(2020年)にてインタラクティブアート作品を制作・展示した。